中小企業庁より12月6日に公表された令和6年度補正予算案に基づき、事業者の皆様に向けた補助金制度の概要と変更点をお知らせいたします。特に関心の高い「ものづくり補助金」「IT導入補助金」「小規模事業者持続化補助金」について、主なポイントを以下にまとめました。
1. ものづくり補助金
- 補助率の引き上げ
最低賃金近傍の事業者への支援として、補助率が 1/2から2/3 に引き上げ。 - 補助上限や要件の見直し
設備投資や取引実態に合わせて、補助上限や申請要件がより利用しやすく見直す。 - 従業員規模に応じた補助金枠の改定
製品・サービスの高付加価値化枠では、従業員数21人以上の中小企業を対象に補助上限を拡充する。
2. IT導入補助金
- セキュリティ対策の強化
セキュリティ枠の補助上限が引き上げられ、要件も見直す。 - 汎用ツールや導入後の支援を補助対象に追加
3. 小規模事業者持続化補助金
- 制度の簡素化
経営計画の策定を重視し、通常枠や創業枠などに再編されました。
要件などの詳細についてはこれから公表されてくることとなりますが、引き続き補助金が続くという事で安心しました。
詳細が公表されましたら、随時ホームページに掲載予定です。
